コメントに中継機について書き込みを頂いたので、無線LANを構成する上で考察(というほどではないですが)考慮すべき点をまとめてしてみました。
※時間かけすぎてるので中継機についての内容は挫折したので別途・・・
WAN側回線のパフォーマンスが良いほうがいいのですが、まずLAN側のパフォーマンスについて注意すべき項目を挙げておきます。
- チャンネル調整による電波障害の回避
通常はWikipediaなどで調べるとすぐ見つけることができると思いますが、隣接するチャンネルは5chほど離して利用するとお互いのchの干渉を避けることができる旨が書かれていると思います。
この点について何点か経験的なものを含めた考察というか提案というか、みんなこうしてくれると調整しやすいんですが・・・ということを書きます。
大抵の説明では1,6,11chを利用することで干渉を回避できますと書いてると思いますが、通常住宅地で感度の良いAPを利用すると複数chをみつけることができると思うのですが必ずしもそういった調整を行われずに利用されているとおもうのです。
(実際そうです)
書いてある通り1,6,11chが感度良く近隣にあるときは使うなという訳にはいきませんし(電波は公共物なので独占権はないですから)通常ですと間を取ってみたり、弱いほうのchにあわせて使うなど対策をして利用するはずです。
では間をとるというか、どのchを使うと空気を読んでいると言えそうでしょう?
( 1) 2 3 4 5( 6) 7 8 9 10(11)12 13 14
一般に書かれている推奨値を並べて書くと1,6,11の部分になるわけですが、間を取ろうとすると3か4、8,9とか14(11g不可)になると思いますが、これですとどっちかのchに近くなる訳で、何故推奨されるchが1,7,13じゃないんでしょ?wってことになるのです。
この考えから少し選ぶべきchというか使うべきchをどうするほうが良いのか考えてみたわけです。
表というか一覧にすると
※7ch以上離すのは無駄なのでなし(2chしか取れない)
( 1) 2 3 4 5 6( 7) 8 9 10 11 12(13) 6ch刻み
( 1) 2 3 4 5( 6) 7 8 9 10(11)12 13 5ch刻み
( 1) 2 3 4( 5) 6 7 8( 9)10 11 12(13) 4ch刻み
( 1) 2 3( 4) 5 6( 7) 8 9(10)11 12(13) 3ch刻み
( 1) 2( 3) 4( 5) 6( 7) 8( 9)10(11)12(13) 2ch刻み
※全ch使うのは干渉しまくるのでなし
当然電波干渉がないって言っている5ch刻んだほうが良いに決まってますが、有効利用というネットワーク構成という観点からみると大幅にとっているので3つしかとれないので3ch以上既にある場合は、弱いch間の真ん中を使うほうがよいと思うのです。
(というか1chと14chの外側にも電波はあるんだから2,7,12ch発想はないのかな?)
では実際に使う場合どうするほうがいいでしょう?
上記の例から1chは確定にするとして他はどうでしょう?
出現頻度で単純に比較すると
5 1ch
4 13ch
3 7ch
2 5,9,11ch
1 3,4,6,10ch
0 2,8,10,12ch
このようになると思います。
1,7,13をそのまま使うほうが自然だと思います。
その上で、近隣に受信状況がいい1,7,13chがある場合に、間をとって4,10を使うか、近隣の混雑具合により3,5,9,11を使うというような選択が良いのではないかと思います。
※あくまでうちの個人的見解です。
選択するべきchについての(個人的見解がかなり偏ってる可能性がありますが)伝わったのではないかと思います。
因みに、実際使われてることの多いchですが、自動設定で1chになってるとこが一番多いしメーカー初期設定も多い1ch、7chなどが一般的に多いのではないかと思います。
実際にAPを設置されているchがどうなってるかはどうやって調べるかですが、通常の無線LAN端末なら接続可能APのchをみることができると思いますが、利用されているソフトによってはchが表示されないとか、隠蔽APが表示されないとか個体差がかなりあると思います。
うち的なオススメな方法としては、Windowsとかですと内蔵無線LANであってもAOSSなんか使わなくてもクライアントマネージャVとか無線LAN親機などに付属されているユーティリティを使ってみるといいと思います。
内蔵だと使えますが、外付け無線LANは別メーカーのソフトは使えない場合が多いです。
AOSSとらくらく無線スタートを使えるように入れておくと良いです、両方入れておいて常駐はしないようにするとかがベストです。
『自動設定なんてしないよ、マニアなら手動だ!!!』ってのもいいですが、普通のひとに設定してあげる場合はWPSとかプッシュボタン式とかで設定してあげてください・・・
まあ・・・FON的には手動が必須なんですがw
個人的オススメ
Windows Vista
・クライアントマネージャV(Buffalo)
ステータス表示で無線LAN診断を起動で電波状態がみることができる
Windows 2000/XP
・クライアントマネージャ3( Buffalo)
検索で近隣のchを調べられます、電波強度は繋がないと判りません
・サテライトマネージャ(NEC)
近隣chの強度をグラフなどで確認できます(NEC製品じゃないと使えないのがネックです)
一番のオススメ
Windows Mobile
・WiFiFoFum(フリーソフト)
隠蔽APとかかなり詳細に調べられます、PC持ち歩くより便利なのでオススメです。iPhone版もあるようです。FONの探査にも便利です。
※使ったことあるものの範囲ですので、もっといいのがあると思います。
(E)SSID,ch,MACアドレス、電波強度など詳細にわかり、周囲を探索後にあとでXMLファイルなどで保存できるので調査範囲などの記録をつけやすいのでオススメです。
無線LANを開通させたい親機と子機の2箇所で測り、影響が少なそうなchを探すのに最適だと思われます。
※あくまでWi-Fiを探すツールなので、別な機器は調べられないと思うのでそのうえで最適なchにあわせるのがベストです、一度合わせても周りの機器に影響があるとそちら側が自動調整される場合があるので可能な限り設定後も調査をオススメします。
なお、2.4GHz帯はWi-FiのほかBluetooth、デジタルコードレス電話(多分一番の干渉相手)などに利用されているので注意が必要です。詳細はISMバンド(Wikipedia)などを参考にしてください。
イメージトレーニング用に図もつくってみましたので、何点か問題をつくってみますので読んでいただいた方なりの見解をコメントにでも考え方と一緒に書いて頂けるとうれしいかもしれません。
Q1 ①1、②7、③14、④[ ]、⑤[ ]
Q2 ①1、②4、③7、④4、⑤[ ]
Q3 ①1、②1、③1、④13、⑤[ ]
Q4 ①[ ]、②[ ]、③[ ]、④[ ]、⑤[ ]
※注意本当の正解はないと思います
たとえば、⑤はFONやめて、IEEE802.11aにするとか・・・
電波干渉について思った以上に書き込んでしまって既に疲れているので一旦終わります。
(ぶんしょうかくのきらいなのに、おもったいじょうにかきこんでいてびっくりだお・・・)
2009/9/12 22:00追記 今回の内容がGoogleの検索でどのくらいでこのサイトみつかるか試してみたらびっくりするくらい被ってる内容の記事があったですよ・・・読んだわけじゃないのに薦めてるソフトまで同じような感じとは・・・w
BB Watch
無線LANはもう恐くない!
イチから始める無線LANキソのキソ
第4回:ひと工夫で無線LANをもっと便利に使おう!
http://www.metageek.net/products/inssider
返信削除Windowsだとこういうツールがおすすめです。
>本当の正解
無線通信というのは不確定要素が多いので、結局のところは実測して微調整を繰り替えしてパフォーマンスを上げていくものだと思ってます。
指向性アンテナを利用するとか送信出力を調整するといった手段も適宜組み合わせる必要がありそうですね。
コメントはやっ!
返信削除朝5時に投稿してるのにご苦労様です。
実際のところ設定して確認しないといけないのは間違いないですね、なんとか2.4GHz帯のモニタリングできる機器が簡単に手に入れば調整しやすいのでしょうけど、せめて(一番利用されてそうなので)Bluetooth、ワイヤレスマウス(非Bluetooth)、デジタルコードレス電話の利用中周波数帯がモニタできれば調整も楽なんですけどね。
アナライザの類はほしいですね。高いですけど。
返信削除ただIMSバンドはお互い干渉があることが前提みたいなバンドなので、周波数の利用状況が可視化できてもどれだけ役立てられるか微妙かもしれないですね。